2018年 02月 06日
愛の錠前
観光地に南京錠を取り付けて二人の愛を誓う習慣はいつどこで始まったのでしょうか。見映えが良いとは思えず私は好きではありませんが、いまや世界中のあちこちにあるようですね。
私が最も驚いたのは中国山東省の泰山山頂です。頂上には立派な祠があるのですが、その中庭が錠前で埋まっていました。聖なる山と南京錠は似合わないと思うのですが。陝西省華山も手すりにびっしりと南京錠がついていました。ここは錠前と赤布がセットになっており、この布に願い事を書くのです。だから山頂周辺は真っ赤に染まっていました。
本場?の欧州では最近チェコ·プラハのカレル橋とハンガリー·ブダペストの「鎖橋」でみかけました。でも中欧のこの二ヶ所は控えめです。カレル橋では錠前の隙間から川向こうのプラハ城が望めました。鎖橋は巨大な骨組だらけなので錠前をかけにくいようです。
札幌の藻岩山の山頂には取り付け用の細いワイヤーが用意され、札幌の街並みを背景に南京錠が整然と並んでいました。お行儀がいいですね。本州の有名な山もこうなのでしょうか。
by haterumarisiri
| 2018-02-06 08:34
| 旅
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